ここ数日TVで「ブラジルのサムライ」が話題になっています。
私もたまたま見ていたニュースで流れていて、久しぶりのブラジル関連のニュースだな、と思って見ました。
まだ見ていない方に説明すると、現地時間8月13日午前1時半頃、ブラジル南東部ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンチ市に住む理学療法士のアリソンさん(39)が、彼が住むマンションに押し入った自転車泥棒を、日本刀を手に退治したという話です。
こちらに関して、ポルトガル語のニュースで小話を2つ。
日本に関するニュースをポルトガル語で配信しているAlternativaのネットニュースによると(Alternativaの記事)、アリソンさんは日本では「ブラジル」のサムライと呼ばれていますが、アリソンさん本人は「BHのサムライ」と自称しているようです。
「BH」は彼の住むベロ・オリゾンチ市の略称です。
つまり「ベロ・オリゾンチのサムライ」という意味で、この呼び名からあくまで一都市のサムライであると自認しているようです。
これは私見ですが、もしかしたらブラジル各地には他にもサムライがいるのかもしれません。
もう一つもAlternativaの記事からですが、もし日本でアリソンさんのような行為を日本でしたらどうなるかです。
「おそらく刃物の不法所持の罪に問われることになる」とのことです。
理由としては「刃体の長さが6cmをこえる刃物の携帯が禁止されている」からです。
警察によると(静岡県警察HP)に説明がありましたが、「護身用」でも正当な理由としては認められないようです。
刀を持った本当のサムライは、現代では日本ではなく、ブラジルにいるのかもしれません。
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