世界陸上やり投げ女子 2位のコロンビア代表選手 南米記録を更新 1位の北口榛花選手の影で

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ブタペストで行われている世界陸上にて、トラック・フィールド競技で日本女子初の金メダルを獲得した北口榛花選手の快挙をTVやネットがこぞって伝えています。
私もTVで劇的な大逆転シーンを何度も見ましたが、見るたびに興奮します。

ところで、皆様、5投目終了時点でトップに立っていた選手をご存知でしょうか?
なんと、我が第二のふるさと南米コロンビア出身のルイス-フルタド(Ruiz-Hurtado)選手です!

フルネームはFlor Denis Ruiz-Hurtado(フロール・デニス・ルイス-フルタド)。
日本語表記だと「ルイス・フルタド」で「ルイス」がまるで男性名の”Luis”のようですが、実は「ルイス」も「フルタド」も名字です。
日本のニュースでは出てきませんが、下の名前は「フロール・デニス」です。
コロンビアのアンデス地方で太平洋にも面している、バジェ・デル・カウカ県出身の32歳です。

Valle del Cauca in Colombia (mainland).svg ©TUBS、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示3.0)

コロンビア推しの私にとってコロンビアの選手が銀メダルで複雑な思いではありますが、実はルイス・フルタド選手の活躍はコロンビアにとって、さらに南米全体にとっても大きな快挙でした。

コロンビアの全国紙El País(エル・パイース)によれば、ルイス・フルタド選手はコロンビア女子の歴史で、世界陸上の同種目で表彰台に登った最初の選手で、さらに、1投目で記録した65メートル47は南米記録を更新したのでした。

日本人選手の金メダルと、さらにコロンビア人選手の銀メダルということで、嬉しいことだらけの世界陸上女子やり投げでした。

これからも皆様にコロンビア関連のニュースをお届けし、少しでもコロンビアに興味を持っていただけたらと思います。

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