記事の投稿が滞っていました。
この間にブログの引越しをしていたためです。
途中長い間隔が空きましたが、わたしは2022年5月からGoogleが無料で提供しているブログサービスBloggerを利用し、本ブログにて30記事を書いてきました。
今後は本格的な運用が出来るようWordpressへの引っ越しを決め、今回実行しました。
本記事では無料ブログサービスとWordpressのメリットとデメリットをまとめました。
また私が実際に行った引っ越しの簡単な手順もお伝えします。
最後に無料ブログ(Blogger)とWordpressどちらがいいのか、わたしの意見をお伝えしたいと思います。
無料ブログ(Blogger)
わたしが一番最初にブログを始めたのはブラジル滞在中の2014年でした。
当時はブログでの収益化という選択肢は知らず、ただただ自分の趣味や思いを発表したいという目的から記事を書いていました。
そのため、ブログ開設にあたり無料で簡単に始められるBloggerを選びました。
本ブログ「日本の生活、南米からのインサイト」を始めるにあたっても、以前から使用していた実績があったのでBloggerで30記事まで執筆しました。
実際に使ってみて気付いたメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット
- 無料(サーバー、ドメイン、テーマ)
- サーバー、ドメイン、テーマがセットになっている
(別々に用意する手間がかからない) - 操作も簡単ですぐに記事を書き始めることができる
- サイト分析ツールGoogle Analyticsや広告報報酬サービスAdSenseとの連携が簡単
- Googleが運営しているので表示速度が早く、セキュリティがしっかりしている
デメリット
- 無料ドメインだと”.blogspot.com”が入る(独自ドメインも選択できるが有料)
- テーマやデザインの選択肢が少なく、カスタマイズの自由度が低い
- 機能を追加したりすることが難しく、機能の拡張性が低い
- WordPressのようにプラグイン等を追加できないのでSEO対策が難しい
- Googleが提供しているサービスなので、突然のサービス終了などのリスクがある
WordPress
BloggerからWordPressに移行するにあたって考慮したメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット
- 無料・有料のテーマが多く用意されていてカスタマイズの自由度が高い
- プラグインを使って機能を拡張しやすい
- SEOに強く、検索エンジンでの表示が良好
- カスタマイズの自由度と機能の拡張性が高いので大規模な収益化に適している
デメリット
- サーバー、ドメイン、WordPressのテーマが有料
(ドメインとWordpressのテーマは無料のものもある) - 記事を書き始めるまでの初期設定が大変
- ブロックエディタに慣れるまで使いにくい
- 自分でセキュリティ対策をしなくてはならない
BloggerからWordPressへの引っ越し手順
わたしが実際にBloggerからWordPressへ引っ越しした際の手順は以下のとおりです。
また、移行作業と移行先での設定にかなりの時間がかかりました。
育児と家事の合間に作業をしたのでおよそ1週間かかってしまいました。
(※まとまった時間が取れる方でしたら1日でできると思います。)
- ステップ1:引越し先のサーバーとドメインの契約
- ステップ2:WordPressをインストール
- ステップ3:WordPressの初期設定
- ステップ4:Bloggerから記事データをエクスポート
- ステップ5:4のデータをWordPressにインポート
- ステップ6:WordPressでインポートした記事の再編集
ステップ1:引越し先のサーバーとドメインの契約
わたしは無料独自ドメインが2つまで無料でサーバー速度が速いconoHa WINGと契約しました。
このブログのドメインもconoHa WINGの無料独自ドメインです。
ステップ2:WordPressをインストール
conoHa WINGだと「WordPressかんたんセットアップ」というサービスがあり簡単にインストールすることができました。
ステップ3:WordPressの初期設定
テーマ、プラグイン、必須固定ページの作成、セキュリティ対策、SEO対策、Google AnalyticsとSearch Console導入などブログ記事執筆前の最低限の設定を行いました。
設定にあたって「リベ大ブログ教室」を参考にしました。
ステップ4:Bloggerから記事データをエクスポート
Bloggerの標準機能を使用しました。
手順:ログイン後「設定」→「その他」に移動して「コンテンツをバックアップ」→「パソコンに保存」
ステップ5:4のデータをWordPressにインポート
WordPressの標準機能を使用しました。
手順:ログイン後、サイトダッシュボードの左側のサイドバーにある「ツール」→「インポート」を選択→Blogger のアイコンをクリック→インポートボックスが表示される→4でパソコンに保存したファイルを選択
ステップ6:WordPressでインポートした記事の再編集
インポートした記事はクラシックエディターが適用されていました。
そのため、ブロックエディターに変更し、段落、画像を添付し直しました。
その他パーマリンク、アイキャッチ、タグなどの設定をやり直しました。
こちらも「リベ大ブログ教室」を参考にしました。
無料ブログ(Blogger)とWordPressどちらがいいのか?
BloggerとWordPressを実際に使用してわかった各サービスの特徴をもとに目的別にどちらのサービスが向いているかまとめました。
無料ブログが向いている方
以下のような方には無料で複雑な設定なしにすぐに始めることができるBloggerやその他の無料ブログサービスがおすすめです。
- ブログ初心者でどんなものなのか試してみたい
- 副業で稼ぎたいが業種が決まっていないが費用をかけずにブログ運用を試してみたい
- ブログ未経験で長期で続けられるかどうかわからないので初期費用をかけずに始めたい
Bloggerの最大のデメリットはGoogleが突然サービスを終了し、Bloggerでコツコツ積み立てたものや、記事やSEOなどを失う可能性があることです。
そのため、しばらく無料でブログを続けてみて、今後も続けられそうだと感じたらWordPressへの以降をおすすめします。
WordPressが向いている方
以下のような方にはWordPressでのブログ運営がおすすめです。
- 選択肢の中からブログで収益化を目指すことを決めている
- 長期間運営することに自信がある
わたしだったら
もしあらかじめ本記事で紹介した内容を知っていたらWordPressでブログを始めていたでしょう。
わたしは文学部出身で読むことも書くことも好きなので、本業の翻訳とプラスアルファでする事業だったらブログと決めていました。
ただWordPressの場合初期費用がかかるため、あまり深く考えず無料で使えて設定も簡単なBloggerで始めました。
しかし、Bloggerは設定が簡単で無料で始めやすい一方、Googleが突然サービスを廃止する可能性があります。
それまで積み上げたSEOなどが一気に無効になってしまいます。
また今回BloggerからWordPressに移行してみて、移行と設定にかなりの時間がかかりました。
育児と家事をしながらだったのでおよそ1週間かかってしまいました。
(※まとまった時間が取れる方でしたら1日でできると思います。)
その間新しい記事を書くことができたので時間がもったいなかったなと考えています。
またWordPressはカスタマイズの自由度が高い分、カスタマイズするために覚えることが多くあります。
早い段階でWordPressに慣れることでより自分好みにカスタマイズすることができると考えます。
Bloggerや他の無料サービスでブログをお試しする方も、続けられそうだなと感じたら少しでも早くWordPressに移行することをおすすめします。
書いた記事が少なければ少ないほど移行時の負担が減るためです。
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