生後7ヶ月の赤ちゃんにかかる月々の費用は? 実際の消耗品コストを徹底解説

お金

初めて育児をするママやパパにとって毎月の費用がいくらになるか心配になることが多いのではないでしょうか。育児にかかるコストは家計に大きな影響を与えることがありますし、初めての育児では特に何が必要でどれくらいの費用がかかるのか分からず、不安に感じることもあるでしょう。

わたしたちは生後7ヶ月の娘(第一子)の育児をしています。わたしたちも子供用品の支出に今いくらかかっているのか計算したことがなく漠然とした不安感を頂いていました。そのため実際の費用を計算してみました。

この記事では、生後7ヶ月の赤ちゃんの育児にかかる1ヶ月の消耗品の費用について詳しく解説します。月々の支出についての悩みを持つママとパパに、毎月の費用の見通しを立てやすくし、家計管理に役立つ情報を提供します。

この記事を読むことで、赤ちゃんの消耗品にかかる費用をよりよく理解し、安心して育児を楽しむための一助となれば幸いです。消耗品の項目別費用や購入頻度、節約のヒント、我が家の事例などを詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

赤ちゃんの月々の消耗品の内訳

消耗品の内訳は以下のとおりです。月々の負担額が大きいものを赤マーカーで示しています。詳細は後述します(分類名のリンクから飛ぶこともできます)。

分類製品単価(税込)使用数/月費用/月(税込)
粉ミルク森永E赤ちゃん800g\3,2864缶\13,144
調乳用水鈴鹿山系ラベルのない水580ml×24\1,4901ケース\1,490
哺乳瓶洗浄液ピジョン哺乳びん洗い1.4L\1,1641本\1,164
哺乳瓶除菌液チュチュつけるだけ1100mL\6241本\624

たんぱく質系冷凍離乳食
(1週間に1商品)\3214個\1,284
手口ふきムーニー手・口ふき60枚×8個パック\8771パック\877
おむつムーニーテープMサイズ56枚\1,2984パック\5,192
おしりふきムーニーおしりふきやわらか素材76枚×8個パック\8771パック\877
ゴミ袋小クリロン化成おむつが臭わない袋Sサイズ90枚\5801/3個\290
ゴミ袋大オルディ×エステー消臭ゴミ袋20L10枚入×3個セット\1,0621/3個\354
全身シャンプーママ&キッズ全身シャンプー詰め替え用 460ml\1,4301個\1,430
顔用ローションママ&キッズベビーミルキーローション150ml\1,9801/3個\660
顔用クリームママ&キッズ ベビーミルキークリーム75g\1,9801/3個\660
ワセリン健栄製薬ベビーワセリン 60g\3681/3個\122
体用ローションピジョンベビーミルクローション詰めかえ用 250g\6031個\603
体用クリームピジョンベビークリーム 110g\9821/3個\327
日焼け止めピジョンUVベビーミルク Wプロテクト SPF20\7781/3個\129
消耗品の内訳

赤ちゃんの消耗品の月々の費用

上記の内訳の月々の費用を合計すると以下の金額になります。

月々の消耗品の合計金額:29,227円

粉ミルク

  • 製品:森永E赤ちゃん800g
  • 単価:\3,286(税込)
  • 購入場所:オーケーストア
  • 使用数/月:4缶
  • 費用/月(税込):\13,144

月々の支出で一番大きいものが粉ミルク代です。我が家で購入している森永のE赤ちゃんは市販の粉ミルクでは一番高い部類のミルクです。安価なものだと2,000円前後の製品もありますので、それらと比べると月5,000円ほど割高になります。

森永のE赤ちゃんを購入している理由は、娘を出産した産婦人科ではこのミルクを使用しており、娘がよく飲み、順調に成長しているためです。

我が家の授乳スタイルは混合です。母乳+粉ミルク160-200mlを1日5回あげています。この量で1週間に1缶消費しています。完全母乳、完全ミルク、混合でも母乳量により粉ミルクの消費量が変動しますので、それに伴って粉ミルク代も変動します。ご家庭のスタイルを考慮してミルク代を計算してみてください。

調乳用水

  • 製品:鈴鹿山系ラベルのない水580ml×24
  • 価格:\1,490(\62/本)
  • 購入場所:コープデリ(自宅宅配サービス利用)
  • 使用数/月:1ケース
  • 費用/月(税込):\1,490

粉ミルクを作る際に使います。加熱殺菌処理されており、調乳用として使えることを確認済みです。

我が家では水道水を沸騰させた湯でミルクを溶かし、常温または冷蔵保存してある天然水で冷まして温度調節をしています。お湯と天然水の割合は1対1です。1日1本弱使用で、1ヶ月で1ケース消費しています。

外出の際は水筒に入れたお湯とこの天然水を持って出かけます。コープデリの宅配サービスを利用しており、玄関先まで持ってきてもらえるので、時間も労力も節約ができます。

たんぱく質系冷凍離乳食

  • 製品:無塩しらす、タラのミンチ、絹豆腐、ササミのひき肉等
  • 価格:\321
  • 購入場所:コープデリ(自宅宅配サービス利用)
  • 使用数/月:4製品(1週間に1製品)
  • 費用/月(税込):\1,284

肉や魚や大豆系の離乳食はコープデリで冷凍食品を利用しています。これまで購入したものは、無塩しらす、タラのミンチ、絹豆腐、ササミのひき肉です。1製品でおよそ6~7食分の量があり、1日1回あげるため約1週間分になります。

一般的な市販のしらすは塩分が多く、刺身用のタラでも骨が気になります。一方、コープデリの製品は無塩で骨は除去されているので調理が簡単で重宝しています。

おむつ

  • 製品:ムーニーテープMサイズ56枚
  • 価格:\1,298(\23/枚)
  • 購入場所:オーケーストア
  • 使用数/月:4パック(1週間に1パック)
  • 費用/月(税込):\5,192

粉ミルクの次に費用がかさむのが紙おむつです。ムーニーのスタンダードラインの製品を使用しています。1日平均8枚使用しているため、1週間に1パック、1ヶ月(4週)で4パック必要になります。

おむつの交換頻度を減らしたり、これ以上安い製品に変えたりすることはできないため、これは固定費として考えています。

さらに、現在パンツタイプのMサイズをお試し中です。パンツタイプは1パックに52枚入っているため、1枚あたり24円になり若干の負担増になります。

全身シャンプー

  • 製品:ママ&キッズ全身シャンプー詰め替え用 460ml
  • 価格:\1,430
  • 購入場所:Amazon
  • 使用数/月:1個
  • 費用/月(税込):\1,430

全身シャンプーの中では割高の製品です。ピジョンや埼玉県の子育て応援事業でもらったパルシステムの製品を試したのですが、ママ&キッズが娘に合っているため使用しています。

他の製品も試しましたが、洗ったあと肌がゴワゴワしたり、頭や顔を洗う時に泡が目に入るとかなりしみます。泡が目に入ってしみると娘は大泣きします。一方、ママ&キッズは洗い上がりの肌がすべすべになり、目に入ってもしみたりしないので、娘が泣くこともありません。

節約する場合は割安の製品を使用することになりますが、上記の点には注意が必要です。

赤ちゃんの消耗品の節約ヒント

ここまで我が家の消耗品の内訳を見てきました。一覧にしたことで自分たちが今まで月々にいくら消費しているのか把握することができました。次に月々の費用を抑えるポイントを見ていきます。

費用を抑えるヒント
  • 購入している製品の見直し
  • 安いお店で購入
  • まとめ買いをする

購入している製品の見直し

一覧にした内訳の中で製品の見直しをすることで支出を抑えられるものがあります。

見直しが可能な製品
  • 粉ミルク
  • シャンプーやクリーム類

粉ミルクの項目で説明しましたが、我が家で購入しているE赤ちゃん赤ちゃんは大缶1缶で3,000円を超えます。銘柄によっては1缶およそ2,000円のものもあります。安価な銘柄のものを試してお子さんが気に入るようだったら変更し、月々の支出を大幅に減らすことができます。

我が家でも他の銘柄の粉ミルクを試したことがあります。しかし、娘の飲みっぷりやこれまでの経過を考慮し、結局E赤ちゃんを継続することにしました。高い出費が続きますが、メーカーの推奨でE赤ちゃんの使用は満1歳までのため、あと数ヶ月を残すのみです。今後何年も続くわけではないので、E赤ちゃんで今まで通り元気に育って欲しいなと考えています。

シャンプーやクリーム類はこれまでもいろいろな製品を試してきました。これからも新しい商品で割安でよいものがあれば試してみて、娘に合うようだったら取り入れていきたいと考えています。

安いお店で購入

同じ商品でもできるだけ安く売っているお店で購入することで支出を減らすことができます。安いお店を探す際のヒントは以下のとおりです。

安いお店を探す際のヒント
  • できるだけ近場のお店で購入する
  • 購入場所は多くても2、3箇所に留める
  • ネット通販や宅配サービスも利用する

できるだけ近場のお店で購入する

購入場所を探す範囲を広げればより安いお店を見つけられる可能性が広がるかもしれません。しかし、ご自身の時間はタダではありません。片道1時間かけて安く購入できたとしてもその分ご自身の2時間を費やしています。

この記事を見ている読者の方は赤ちゃんがいて育児と家事に追われているのではないでしょうか。
できるだけ赤ちゃんのお世話やご自身の時間に当てられるよう、買い物は近場のお店の中で一番安いところで済ませましょう!

わたしたちはオーケーストアで粉ミルク、おむつ、おしりふき関連を、西松屋で哺乳瓶洗浄液・消毒液、一部のクリーム類を購入しています。
残りはAmazonコープデリで購入しています。

購入場所は多くても2、3箇所に留める

こちらも買い物自体に時間をかけすぎないためのヒントです。
近場のお店だとしても複数店舗回るとそれなりに時間がかかってしまいます。
購入場所(実店舗)は多くても2、3箇所に留めましょう!

ネット通販や宅配サービスも利用する

ネット通販や宅配サービスで欲しい製品が割安で手に入る場合もあります。
ネット通販や宅配サービスは安く購入できるだけでなく、実店舗に行く必要がなく自宅に商品が配送されるため、忙しいママやパパの時間節約にもつながります。

わたしたちはAmazonコープデリを利用しています。
Amazonではシャンプーやクリーム類を購入しています。
コープデリはwebカタログで注文し、毎週決まった曜日に前の週に注文したものをまとめて配達してもらっています。
コープデリでは調乳用の水と離乳食を購入しています。

まとめ買いをする

おむつやおしりふきなどは大容量のパッケージで大型の赤ちゃん用品店で販売されていることがあります。
大型店舗では通常のパックで購入すると割高ですが、大容量の箱入りで買うと一枚あたりの単価が割安になります。
大型店舗に行くことがありましたらチェックしてみてください。

まとめ

この記事では生後7ヶ月の赤ちゃんにかかる月々の費用の内訳を紹介しました。
費用の中でもとりわけ負担が大きいものは詳細も説明しました。
消耗品の中でも負担額を減らせるものと難しいものがあることも紹介しました。
また、支出を減らすための節約のヒントも紹介しました。

わたしたちの当初の希望としては、毎月の児童手当15,000円以内に抑えることでした。
今回支出をまとめてみて、消耗品だけで月々30,000円もかかっていることがわかりました。
その中で粉ミルクとおむつ代だけで約18,000円もかかっていることがわかりました。
15,000円に抑えるのは到底無理なことでした。涙

消耗品だけならまだしも、洋服や暑さ対策グッズ、夏用の寝具など必要なものを買い足しているので、実際は30,000円以上かかっています。

今後は消耗品は30,000円として予算を組み、洋服などの買い足していくもののも予算を決め、その範囲内で支出していくようにします。
予算を組みその予算内でやりくりすることで使いすぎていないか不安に感じなくてすみます。
とはいえ、支出が減るわけではないので、その分稼ぐことに集中していこうと考えています。

みなさんも参考にしてください。

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