妻が妊娠34週目に入りました。
お腹が楕円形に前に伸びてきて、お腹を手で支えないと歩くことができなくなってきました。
大きなお腹では電車移動は厳しいので今はもっぱら車移動なのですが、車でも苦労しています。
というのもわたしたちが住んでいる川越市周辺はでこぼこ道が多く、車がかなり揺れます。
車が揺れると妻のお腹がだぷんと揺れ、痛みが出るようです。
そのためマタニティ・マークを車の前後に付け、できるだけゆっくり走るようにしているのですが(極端に遅くではなく法定速度で走っています)、車間距離を詰められて煽られます。
マタニティマークを貼っても煽られる
車用のステッカーには「ゆっくり走っています。お先にどうぞ」と記載されているのですが、片道一車線では追い越せないので後ろにピッタリつかれます。
煽られるのは誰でもいやですよね。
ましてや妊婦を乗せていたらなおさら気を使うので、後ろにぴったりつかれると運転がしにくいです。
追突されたらと考えると恐ろしいです。
譲れるところでは譲るようにしていますが、そうでない場所でゆっくり走って申し訳ないですが、これ以上速く走れないのです。
メッセージが適切ではない?
車間距離を詰められて煽られる原因の一つには、マタニティマーク記載のメッセージがあまり的確ではないからだとも考えられます。
「ゆっくり走っています」はよしとして「お先にどうぞ」は複数車線や追い越しが出来る場所でしかできないですよね。
「お腹に赤ちゃんがいます。車間距離を取ってください」などの方がいいと思います。
そうしないと、一般のドライバーさんにどうして欲しいのか伝わりません。
「Baby in Car」はどうか?
「Baby in Car」も同様に周りのドライバーさんにどうして欲しいのか伝わりません。
「赤ちゃんが乗っています。適切な車間距離を」など記載しないとわからないと思います。
実際わたしも妻が妊娠する前は「Baby in Car」が貼ってある車は何を主張しているのか、よくわかりませんでした。
自分が体験をしたことがないとその人の状況は想像しにくいものです。
特に出産・育児はそうだと思います。
だからこそ車に貼るステッカーなどのメッセージは伝わりやすいように明確にする必要があります。
ブラジル・コロンビアの事情
ちなみにブラジルやコロンビアでは妊婦さんが混雑した電車やバスに乗り込んだら、必ずと言っていいほど、すぐに席を譲ってもらえます。
特に若者が積極的に譲ってくれます。
日本で普及している車に貼るステッカーや電車やバスに乗るときにカバンなどにぶら下げるマタニティマークなど、ブラジルでは見たことがありません。
妻によるとコロンビアでも見たことがないとのことです。
そもそもマタニティマークが必要がないんだと思います。
なくても手を差し伸べてくれるからです。
ブラジルやコロンビアの人たちのように、わたしもサポートが必要な方に優しく寄り添えるよう心がけていきたいと思います。
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