今年(2024年)は7月に入ってすぐに35℃を超える日が続いています。大人でも適切な対策をしないと熱中症にかかる危険性があります。
小さい赤ちゃんがいるママとパパはとても心配なのではないでしょうか。赤ちゃんは体温調節がうまくできません。また暑くても「暑い」と言ってくれません。そのため、大人以上に熱中症にかかりやすいので注意が必要です。
我が家には生後8ヶ月の娘がいます。6月に入ってから汗をよくかくようになったので、この間暑さ対策グッズを揃えました。
この記事では我が家で実際に使っている赤ちゃん向けの暑さ対策グッズ6選を紹介します。
この記事を読むことで、赤ちゃんが夏を快適に過ごせるグッズを知ることができます。暑さで苦しむ前に積極的に対策をしていきましょう!
- チャイルドシート&ベビーカー用ファンシート
- 車内に設置するUSB扇風機
- 車内後部座席用日除け
- 抱っこ紐用ブランケット
- 冷感シーツ
- 家用扇風機
外出用暑さ対策グッズ4選
外出時の暑さ対策グッズを紹介します。
まずは車の車内で使っているグッズです。夏場の車内は大変高温になります。わたしたちは車で出かけることが多く、6月頃からチャイルドシートに座っている娘の背中が汗でびっしょりになっていることがあったため、以下のグッズを購入しました。
チャイルドシート&ベビーカー用ファンシート
LOWYA ベビーカー用ファンシート(LOWYA商品ページ)
購入価格:5,490円
製品概要
下部に付いてるファンから空気を取り込みシート全体に空気を送ります。体に触れる側全体がメッシュになっており、メッシュの網目から空気が排出されます。背中全体が涼しくさらさらの状態を保つことができます。モバイルバッテリーに繋いで使います。
※製品規格(5V2A)にあったバッテリーを別途容易する必要があります。
使用感
気温が日中35℃の日に使用しましたが、娘は背中に汗をかくことはありませんでした。
また、チャイルドシートに乗せて数分したら娘は眠っていたので、快適に過ごせたと思います。
参考情報:チャイルドシートはApricaのディアターン プラス(Aprica商品ページ)
選んだ理由
ファンが前面についており、吸い込みを妨げられることがありません。iPhoneの充電用に持っていた手持ちのモバイルバッテリーが使えるので、バッテリーを別途購入する必要がありませんでした。
同様の製品でairluv(エアラブ)という人気の商品があり、購入を検討しました。airluvはファンが裏面についており、裏面が塞がれた場合、空気がうまく吸引されない可能性があります。また、バッテリーの対応規格が5V3Aでなくてはならず、手持ちのバッテリー(5V2.1A)では使えず、専用のバッテリーを購入する必要がありました。
さらに、価格が1万円以上します。一方、LOWYAの商品は5,490円で半額程度購入できたので、満足しています。
実はこの製品購入前にニトリのベビーカーシートというものを購入しました(ニトリ商品ページ)。
接触冷感で頭と背中の位置に保冷剤ポケットが付いています。保冷剤を入れると心地よい冷たさになり、娘も気に入っていました。しかし、保冷剤はもって1~2時間の為、長時間の外出時には予備の保冷剤を保冷バッグに入れて持っていく必要がありました。もともと赤ちゃんグッズで荷物が多い中、重たい保冷バッグを持ち歩くのは現実的ではないと考え、ファンシートを購入することにしました。
ベビーカーでの使用
ベビーカーにも使えるのですが、ベビーカーで外を歩く機会があまりないので、まだ使用していません。今後外を歩く際にベビーカーに載せて見る予定です。
車内に設置するUSB扇風機
Pedrain USB扇風機(Amazon商品ページ)
購入価格:3,380円
製品概要
USBで充電するタイプの小型扇風機で、大型クリップが付いており、様々なシーンで使えます。風量は3段階で調整でき、首振り機能も付いています。車内では座席窓の上部に付いているアシストグリップと呼ばれている取っ手に取り付けることができます。
使用感
我が家の車はトヨタのラクティスで、冷房の吹き出し口が運転席と助手席のみで、後部に直接冷気が届かないため、後部座席周辺が暑くなります。そのため、扇風機を設置しました。
先に紹介したチャイルドシートに付けたファンシートで下から、そしてこのUSB扇風機で上から風を送るようにしました。扇風機は首振りをさせて直接風が当たり続けることがないようにしています。
これにより体全体が涼しくなるようで、娘は汗をかくことなく、かといって冷えすぎずちょうど良いようで、外が35℃の日もすやすや眠っていました。
選んだ理由
シガーソケットに接続するタイプではなく、USBタイプの扇風機で様々な場所に設置が可能です。
首振り機能が付いていて長時間使用しても体温低下の心配がなく安心です。
車内後部座席用日よけ
セイワマグネットカーテン メッシュタイプ Mサイズ(セイワ商品ページ)
購入価格:1,255円
製品概要
後部座席の窓枠の金属フレームにマグネットで貼り付けるタイプの日よけです。メッシュタイプで窓から入る風をさえぎりません。2枚セットになっていて、後部座席の左右の窓ガラスにつけることができます。
使用感
日除けなしだと日光が顔や体に当たり、その都度布などで顔や身体を覆う必要がありました。この製品を設置してそれをする必要がなくなりました。吸盤タイプとは違い、窓枠の金属フレームにとめるので、窓の開け閉めを自由にすることができます。ただし、風が強いとメッシュが窓の外に出てしまうので、注意が必要です。
選んだ理由
金属フレームにマグネットで固定するタイプで窓の開け閉めを自由にすることができます。メッシュタイプで外からの風をさえぎりません。
抱っこ紐カバー
ニトリだっこ紐ブランケット NクールWSP KU01C-G(ニトリ商品ページ)
購入価格:3,990円
製品概要
ニトリの接触冷感で一番冷たい極冷生地のブランケットです。フードも付いて赤ちゃんの体全体を覆うことができ、UVカットで日焼け止めにもなります。また、保冷剤を入れるポケットも付いていてブランケット内をひんやりさせることもできます。
使用感
気温が30℃以上の時に近所を散歩した際に使用しました。保冷剤を入れ、さらにポータブル扇風機でブランケット内に風を送りました。ファン付きの空調服のようになり、娘は快適そうで、しばらくするとすやすやと眠ってしまいました。保冷剤を入れるとブランケットがずり下がってしまうので手で押さえる必要があるのですが、押さえている手が保冷剤にあたって抱っこをしている側も涼しくなります。
参考情報:使用した扇風機は2020年に購入したポータブル扇風機(Amazon商品ページ)
選んだ理由
冷感触感で赤ちゃんも抱っこしている側も涼しくなります。保冷剤を入れることでブランケット内の温度を下げることができます。
家の中で使う暑さ対策グッズ2選
ここからは家の中での暑さ対策グッズを紹介します。
冷感シーツ
ニトリ 置くだけ簡単ひんやりおひるね敷パッド NクールWSP KU01C-G 70×120(ニトリ商品ページ)
購入価格:1,990円
製品概要
ニトリの接触冷感で一番冷たい極冷生地の敷パッドです。ひんやりした触感で肌触りもやさしいです。
使用感
暑い時は多少汗をかいていますが、気持ちよく寝ています。通常ですと四隅にゴムが付いていて、敷ふとんに固定することができますが、この商品はゴムが付いていません。
代わりに裏地にゴムの滑り止めが付いていて、ズレ防止にある程度効果はありますが、めくれる時はめくれます。
選んだ理由
冷感触感で快適に過ごすことができます。
リビング扇風機
YAMAZEN DCモーターリビング扇風機YLX-SD302(YAMAZEN商品ページ)
購入価格:6,845円
製品概要
赤ちゃん専用というわけではないですが、今まで使っていた日立の扇風機が壊れたため、新しい扇風機を購入しました。DCモーターのため、運転音が非常に静かです。また風量を9段階に調整でき、微風から強風までさまざまな使い方ができます。
使用感
風がやわらかく、長時間当たることで風邪を引いたり、お腹が痛くなることがありません。夜間は首振りにしてつけっぱなしにしています。本体が軽く持ち運びが楽です。主に娘に使っていて、寝室とリビングを行ったり来たりするのに大変楽です。
選んだ理由
DCモーターのため、微風がやわらかく赤ちゃんが寝ているときでも安心して使用できます。音が静かで運転音が気になりません。DCモーター搭載の扇風機の場合、1万円以上する商品が多くある中で、価格が7,000円弱で購入しやすいためです。
まとめ
この記事では生後8ヶ月の赤ちゃんのための暑さ対策グッズ6選を紹介し、各製品の詳細を説明しました。
- チャイルドシート&ベビーカー用ファンシート
- 車内に設置するUSB扇風機
- 車内後部座席用日除け
- 抱っこ紐用ブランケット
- 冷感シーツ
- 家用扇風機
上から4つ目までは外出時用のグッズです。
夏場に外出する際、特に車の車内は大変な高温になります。そんな車内でも赤ちゃんが快適に過ごせるように、チャイルドシート&ベビーカー用ファンシートを導入することを強くおすすめします。後部座席に冷房の吹出口があったとしても、チャイルドシートに接している背中部分はどうしても熱がこもり蒸れやすいです。ファンシートを使うことで、背中を常にさらさらな状態に保つことができます。
ただし、チャイルドシート&ベビーカー用ファンシートは電化製品になるので、安くても5,000円以上します。わたしたちは安価で導入しやすかった保冷剤ポケットが付いた接触冷感のクールシートを先に導入しました。保冷剤を入れることでひんやりし、涼しく過ごせる環境を用意することができました。しかし、保冷剤が長くもって2時間で、それ以上長く外出する際は予備の保冷剤を持っていく必要があります。荷物が増えるので困りました。結局ファンシートに代えたのですが、金額が高くても便利で使い勝手が良いものを購入することが大切であると改めて感じました。
去年(2023年)は7月から9月まで暑い日が続きました。今年(2024年)も暑さが長引く場合、その分赤ちゃんも暑さと戦わなくてはなりません。赤ちゃん用暑さ対策グッズ購入を検討されている方は今回の記事を参考にしてみてください。またみなさんの方で他にも良いグッズやアイデアなどありましたら、教えてください。
今年の夏はまだ始まったばかりですが、賢く暑さ対策をし、赤ちゃんとの楽しい日々を過ごしましょう!
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